鉄疾黎骨朶
鉄疾黎骨朶(てつしつれいこつだ)とは、『三国演義』の中で沙摩柯が愛用した武器と言われている。鉄疾黎とは鉄のトゲ、骨朶とは棒のこと。沙摩柯(しゃまか・さまか)は三国時代に蜀に味方した武蛮族の王である。夷陵の戦いで蜀軍に味方し、蛮族を率いて参戦した。『正史』では、その火攻めのために軍が大敗して沙摩柯が戦死したことは描かれているが、沙摩柯を討ち取った人物が周泰とは描かれていない。一方『演義』の方では夷陵の戦いで、「鉄疾黎骨朶」という武器を愛用し、各地で呉軍を打ち破る活躍を見せている。そして腹痛に苦しみながら参戦していた呉の甘寧に遭遇し、矢を射て命中させ、甘寧を死亡させている。 陸遜の火攻めにあったとき、敵将・周泰に斬り殺されたと言われている。